
それではペイアウト率について、例を使って分かりやすく解説してみたいと思います。
[例1]
今ここに、【くじA】【くじB】という2種類のくじがあるとします。1等当選しかないシンプルなくじです。
みなさんには、どちらかのくじを選んで買ってもらうこととしますね。
【くじA】
・くじ券の価格 100円/1口
・1等当選口数 1
・1等当選金額 4,500円
・販売口数 100枚限定
【くじB】
・くじ券の価格 100円/1口
・1等当選口数 1
・1等当選金額 9,000円
・販売口数 100枚限定
それぞれ販売口数が「100枚」で限定、一等当選口数が「1」なので、
【くじA】【くじB】ともに当選確率は1/100で同じです。
さて、あなたならどちらのくじを購入しますか??
・・・・言われるまでもありませんね(笑)
当然、当選金額の高い【くじB】を選ぶはずです。
上の2つのくじのペイアウト率を考えると、
【くじA】
(【1等当選金額 4,500円】×【当選口数 1】)
÷(【くじ券の価格 100円/1口】×【販売口数 100枚】)×100=
45%
【くじB】
(【1等当選金額 9,000円】×【当選口数 1】)
÷(【くじ券の価格 100円/1口】×【販売口数 100枚】)×100=
90%
であったということです。
[例2]
もう少し、複雑にしてみます。今度は1等〜3等の当選くじがあるパターン。
やはり、どちらかを選んで購入してもらいます。
尚、今回は親切にもペイアウト率が公表されています(笑)
【くじC】(ペイアウト率45%)
・くじ券の価格 100円/1口
・販売口数 100枚限定
・1等当選金額 2,000円 当選口数 1
・2等当選金額 1,000円 当選口数 2
・3等当選金額 100円 当選口数 5
【くじD】(ペイアウト率90%)
・くじ券の価格 100円/1口
・販売口数 100枚限定
・1等当選金額 2,000円 当選口数 1
・2等当選金額 1,000円 当選口数 2
・3等当選金額 100円 当選口数 50
どちらも1等〜2等までの当選金額と当選確率は同じです。
違うのは、3等の当選口数だけ。
さて、あなたはどちらのくじを購入しますか・・・?
やっぱり、言うまでもありませんね(笑)
このくじはどちらも、3等当選でくじ券の購入金額が回収できます。
つまり、
資金が減らないということです。
ただし、【くじC】の3等当選確率は5/100。
1等と2等を合せても当選確率は8/100です。
言い換えると、
92%の確率で資金を減らすということです。
ところが【くじD】の3等当選確率は50/100。
1等と2等を合せると実に当選確率は53/100です。
資金を減らす確率は47%で五分以下です。
ペイアウト率を実際に計算してみましょう。
【くじC】
{(【1等当選金額 2,000円】×【当選口数 1】)
+(【2等当選金額 1,000円】×【当選口数 2】)
+(【3等当選金額 100円】×【当選口数 5】)}
÷(【くじ券の価格 100円/1口】×【販売口数 100枚】)
×100=
45%
【くじD】
{(【1等当選金額 2,000円】×【当選口数 1】)
+(【2等当選金額 1,000円】×【当選口数 2】)
+(【3等当選金額 100円】×【当選口数 50】)}
÷(【くじ券の価格 100円/1口】×【販売口数 100枚】)
×100=
90%
となります。
いかがでしょうか。
このように、ペイアウト率というのは一見、表に出てこない数字ではありますが、
ギャンブルの「勝ち」に直結している数字であるという事がお分かりいただけたのではと思います。
1等当選の確率は●●、2等当選の確率は〇〇・・・という風に、一部の確率に捕らわれてしまうと見えてこない数字なのです。
この視点からすると・・・
パチンコなどは比較的負けにくいギャンブルであるということがわかりますね。
・・・とはいえ、このサイトは何もパチンコやその他のギャンブルを勧めるサイトではありません。あなたの大切な資金を失わない為に、情報として知っていて欲しいのです。
ギャンブルは楽しいものです。もちろん私も大好きですからね。
さて、このペイアウト率の視点から考えると、実はパチンコとも比較にならない程高いペイアウト率を誇るギャンブルが存在するのです。
そのペイアウト率は、何と
9割以上・・・。
一体、どんなギャンブルがあるのでしょうか?
では、そのギャンブルについて次のページでご説明しましょう。
>>本当にペイアウト率の高いギャンブルとは?